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アメリカはどれほどひどい国か

日下 公人 (著者), 高山 正之 (著者)
¥ 1,650 (本体: ¥ 1,500 + 消費税: ¥ 150)
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商品説明

【オンデマンド版は表紙以外はモノクロ印刷となります。ご了承ください】 勝海舟から米国の話を聞いた横井小南は「尭舜の国」と形容し、内村鑑三は米国人を「気高く、純粋で正義に満ちた」と賛美した。しかしその一方で、日本人は国家の悪意も見逃さなかった。スウェーデンの植物学者ツュンベリは、奴隷を酷使するオランダ人を日本人が心から侮蔑していたと、驚きをもって記している。副島種臣は、ペルーの奴隷船を拿捕し、国際裁判も辞さなかった。東郷平八郎はハワイ王朝を陵辱する米国を許さず、巡洋艦「浪速」でホノルルに乗り込んだ。ために米国はハワイの併合を五年も遅らさざるを得なかった。米国の長所を見て、それを賞賛し、見習おうという素直さはいい。しかし、昔の日本人が持っていた素朴で迷いない批評眼も大事にしなければならない。いまの複雑な国際社会の中にあって、副島種臣や東郷平八郎に通ずる透明な目線を持つ日下公人先生と、かの大国の性根について、とことん語ってみた。(高山正之「まえがき」より)

※本書はプリント・オン・デマンド(POD)作品です
※PODとは、現在では入手の難しい書籍作品をご注文に応じて1冊から販売可能な簡易・印刷製本技術で製造されるサービスです
※販売価格は通常の書籍(オフセット版)とは異なりますのでご了承ください

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